ジェンダーフリーについて　（SOGIについて）

科学が発達した今の時代では、男性であるか女性であるかと言うことが問題ではなく、個々に能力を持った人として尊敬しあえる関係を築き、共に協力し合う時代に生きていると考えます。

このような時代になってもまだまだ理解があるとは思えないのが現状です。

なかでも悲しいことにトランスジェンダーの40%の方が1度は自分で命を絶とうと考える経験を持っています。

自分が男性なのか、女性であるかで悩み苦しんだ人々は痛みを知っています。
たとえ性別の問題だけではなく、痛みや苦しみを知っている人は、その知識と経験で苦しんでいる人を支えることができると思います。

痛みや苦しみは尊い生命維持装置。

ジェンダーフリーが一般化しようとしている今、それぞれに持った個々の才能を活かして共に歩んでいける時代が作れることを心から願っています。

当院では男性であれ女性であれ、または、人種、肌の色、そのような事は一切関係ない大切な命として誠意を持って対応させていただきます。

たとえ人に言いにくいことがあったとしても勇気を出してお伝えしていただければ、それぞれに合ったご提案ができることがあると思います。

個人の悩みを決して外部に漏らしたりはしません。当院では苦しみを埋没することなく共に成長できる。そんな時間を共有できたらと思っています。




世界人権宣言　第1条　
すべての人間は生まれながらにして自由であり、かつ尊厳と権利について平等である。

あなたは今、社会に存在するだけでいい。
そのことを保障するのが人権です。

今こそLGBTからSOGIについて真摯に向き合う時です。